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「鬼子母神祭」を行いました


6月6日、鬼子母神祭を行いました。

鬼子母神様は法華経の守護神・安産・子育の神様として篤く信仰されています。日蓮聖人は法華経に説かれる鬼子母神と十羅刹女を深く信仰しました。


立雲寺では日々の平穏を願い、また子どもがすくすく育つように鬼子母神のご加護をいただいてご祈祷をします。

志の成就を1年間祈願する「年中特別祈願」、0〜20歳までの子どもの発育増進・智慧明瞭を1年間祈願する「取子祈願」、各家にお祀りしている鬼子母神に経力をいただく「法楽荘厳」のご祈願です。


例年、多数の僧侶に来ていただきご祈祷をしていますが、去年に引き続き感染症対策のため立雲寺の僧侶のみで行いました。




法要後は副住職による法話。

法華経の中に「質直意柔輭(しちじきいにゅうなん」「質直(しちじき)にして意(こころ) 柔輭(にゅうなん)に」という言葉があります。法華経の「質直」とは「素直」、「謙虚」ということです。

このような大変な社会情勢の中でこそ、それを柔軟に受け入れること。そのときにその人に与えられた境遇や、目の前の出来事や人に対して、どこまでも素直に謙虚でいること。それらが今の私たちに大切なことではないでしょうか。とお話しました。

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