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【お知らせ】立雲寺HPを作成しました。

更新日:2020年12月23日



立雲寺のホームページを作成しました。


今後はこのブログに、お寺からのお知らせや行事のご案内、お寺のニュースなどのお寺に関すること、仏教、さらには日蓮宗の教えやお話、お坊さんが日々考えていることまで、わかりやすく発信していこうと思います。

主に立雲寺の副住職の息子である林光汰が更新していこうと思っています。


世の中は技術が発展して情報がすぐに手に入るようになりました。スマホやインターネットは今や必需品で、朝起きたらスマホでニュースを見て、空いた時間には友達や自分の好きな有名人のSNSをチェックし、夜寝る前にYouTubeで動画を見る人は私だけではないと思います。コロナ禍により、昔はマスクが嫌いだった人達も今ではカバンや車にマスクを常備していることでしょう。


当たり前ですがこのように、世の中は常に変化していて、昔は非日常だったものが今では日常になっています。もちろん仏教やお寺のあり方もまた、時代に合わせて変化しています。

「仏教離れ」や「お寺離れ」、「葬式仏教」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。仏教の思想を政治に取り入れた聖徳太子から始まり、天台宗や真言宗が栄えた平安時代、天災や飢饉・疫病が流行し混乱の時代に新しい宗派が興った鎌倉時代や、寺子屋ができた江戸時代などの歴史を見てわかるように、「お寺」は供養や布教、文化や学びの場であり地域の中心となる場所でした。

しかし現代では、お寺が身近な存在ではないと感じている人は多いと思います。この話題は近年ずっと言われている気がしていて、最近お寺は、供養としての面でも、文化や学びの面でも、地域貢献の面でも、現代の技術と融合した新しい形が沢山できてきたと思います。

時代は変われども人の本質は変わらないと思います。今から2500年以上前にできた仏教や800年程前に開かれた日蓮宗の教えは、供養の大切さ、人がいかに生きやすくなるか、生きている上で日々の悩みをどう捉えるかなど、私たちが生きるために大切なことを教えてくれます。


最初に言ったように世の中は便利になっていき、発展しています。昔に比べたら、生活はとても裕福になっているはずです。

そしてそれによる弊害が起きていることもまた事実です。色々な刺激や情報が増え、現代人の抱える悩みも多くなり、心の病気と向き合わなければならない人が増えています。

お寺ができることは、そんな人を助けることだと思います。そんな大それたことでなくても、気軽に行ってお坊さんと話をして心が軽くなったり、お墓参りをして供養できたなと心が安らぐ。お寺を「敷居が高くて行きづらい場所」ではなく、「自分の気持ちを供養として表せる場所」、「気軽に立ち寄れる、学びを得られる場所」に整えることがお坊さんの役割だと思います。


全国の様々なお寺で仏教や宗派の教え、供養の大切さを伝え弘めようと、様々な角度から新しい取り組みが行われています。

立雲寺もその一つとして、ホームページを作りました。それに伴いインスタグラムとフェイスブックも開設しました。

お檀家さん、信者さん、地域の方々、お寺に来る方が来て良かったなと少しでも思える場所になれたらと思い、できることからやってみようと思います。

立雲寺に関する情報だけでなく仏教や日蓮宗の教えや僧侶である私が日常で考えたことなどを発信していこうと思いますので、ゆるく見ていただけると幸いです。











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